「自分のお店」を開くまでの葛藤と決断

営業を開始したきっかけは?

この店を開店する前に家系ラーメンチェーン店で13年働いていました。そこでは、麺は外注、タレは本部から支給、スープベースは自家製というスタイルでした。お客さんに「おいしかった!」と言われても、自分で何も作ってないから何を使っているのかわからず、「おいしかった!」の言葉を実感できずにモヤモヤしていました。もともと、人生で一度は自分のお店をしてみたいという気持ちがあり、モヤモヤが積み重なるにつれ「自分のお店」を強く意識するようになりました。
たくさんの車がならぶ駐車場

自家製麺の選択と製麺の楽しみ

自家製麺にした理由は?

以前働いていたラーメン店では、麺は外注でしかも日替わりの麺でした。なので、お客さんから茹で加減のような好みを言われても要望に応えられずに歯がゆい思いをしていました。だから自分がお店をするんだったら、自分の責任で納得できる麺、言い訳ができない麺を作ろうと思い自家製麺の選択は自然な流れでした。今、製麺は朝の4~8時に誰にも邪魔されない環境の中、分刻みで黙々と取り組んでいます。だから、麺に何か問題があればフィードバックできる状況を構築しているのでどこが悪かったのかすぐに把握できます。なにより製麺が楽しいですね。
心の中華そば

相棒的な担当営業との出会い

なぜさぬき麺機の機械か?

他社製品や中古品も検討しましたが、製麺の知識がなかったので製麺ノウハウをしっかりと教えてくれることが自分の中で重要項目でした。会社へ伺った際、担当営業さんに製麺機のこと以外にも麺のことやスープのことを聞くと全部その場で答えてくれ、マニュアル通りの感じでなくどこか相棒的な感覚を感じました。それが最大の決め手でした。

食べ終わった後に主張しすぎない味

店のこだわりは?

食べ終わった後に忘れてしまうような印象に残らない味にこだわっています。店を出て車に乗るころには忘れてしまうのが理想です。食材のカットは基本的に手切りで風味を大切にするようにしています。細かな手入れや管理にも気を配ることは意識的にしています。あと、お店の窓から見る景色が気に入っています。店舗紹介で内観した瞬間に「ここで店をしたい!」となりました。
看板の前で笑う3人のスタッフ

最高のパートナー

さぬき麺機とはどんな存在か?

一言で言うと「最高のパートナー」。情報量が圧倒的で何を聞いても期待以上の回答が返ってくるのが素晴らしいです。おそらく、さぬき麺機さんとでなければ、ここまでたどり着けてなかったと思います。

やりたいことはまだまだある

今後の目標は?

広く浅く、息の長いお店にしていきたいです。やりたいことはたくさんあって、特にメニューはどんどんアイデアが出てきます。ただ、人手が足りないので形にできないんですよね。