製品紹介
TP-1Pから機能拡張させたロール式の中型製麺機です。作業性向上に加え、TP-1Pでは難しかった多加水麺の生産も可能にしました。
・麺線の取り出し位置を850mmと高く設定し、立ったままやイスに腰かけたままラクラクと作業することができ、作業者の負荷を軽減します。
・ロール径が大きいので、TP-1Pでは難しかった多加水麺の生産が可能。
・ロールの速度が切り替えられ、圧延と切り出しが同時にできるので作業性が高まり製麺時間が短縮できます。
・細麺の博多ラーメンから太麺の讃岐うどんまで、あらゆる太さに切り出せます。
・自動調量機能付きで1食当たりの重量をコントロールできます。
・北米の安全基準UL・NSF、CSAを取得したモデルもございます。
ロールは「鍔(つば)付きロール」を採用しているため、麺帯の両サイドが非常に美しく仕上がります。仕上がりが美しいためロスが少ないです。
ロールの「鍔(つば)」がかみ合うことで生地がしっかりと形成され、麺の品質向上に寄与します。
うどん
ラーメン
パスタ
そば
餃子の皮
製麺能力 |
200~500 [食/時間] |
---|---|
加水率 |
26%~46%(※1) |
圧延仕上げ |
ロール式一方向圧延仕上げ |
麺線切り出し |
切刃 |
(※1) レシピにより異なります。
混ぜ終わった生地は小さな粒状になっており、ロールにより圧延することで、シート状に形成していきます。でき上ったシート状の生地を巻き上げたものを麺帯といいます。
形成された麺帯はまだ脆くて切れやすいです。そこで強い麺帯とするために、2枚の麺帯を重ねて1枚の麺帯を作ります。そうすることで層が増えて強い麺帯が形成されます。麺帯を重ねて1枚の麺帯を形成することを複合といいます。
複合を終えた後、麺帯を徐々に薄く延ばします。急激に薄くするとグルテンが破壊されるため、所望の厚みまで徐々に薄く延ばします。
目的の厚みにした麺帯を麺線に切り出します。切り出しは製麺機に取付けられた切刃(シュレッダーの様なもの)に通して行います。切幅サイズの異なる切刃に交換することで、様々なサイズの麺を切り出せます。
製品名 | ネリ機 | 外形 (WxDxH) | 重量(kg) | 消費電力(W) | 電圧(V) | 周波数 (Hz) |
TP-2P | 別途選定 | 1100×900×1326 | 360 | 980 | 3Φ200 | 50 |
TP-2UL | 別途選定 | 1100×900×1326 | 360 | 980 | 3Φ230 | 60 |
さぬき麺機は長い歴史に裏打ちされた
知識と経験がございます。
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