Pocket
LINEで送る

前回まで蕎麦うどん、そして和風ダシについて日本の現状をお伝えしましたが、今回はガラッと変わってラーメンについてお伝えします。今日本の生麺(乾麺、即席麺除く)の消費量で第一位がラーメンです。うどんの消費量とほぼ同じぐらいですが、ここ近年少し上回りました。

生麺というと、ラーメン店や蕎麦うどん店で食べられる麺、スーパーやコンビニに並ぶ茹で麺、焼きそば、冷凍麺、調理麺など日常的に食べられている麺類の事を言います。

ラーメンは蕎麦・うどんと違い歴史は浅く明治時代初期から食べられるようになり、まだ100年少々しか経っていません。今ではラーメンという名称で分類されていますが、以前は中華そばと称されていました。ラーメンと中華そばは違うという方もおられますが、同じものです。スープは鶏ガラで取ったあっさりスープで透き通ったあっさりとした味でした。

蕎麦屋、うどん屋ののれんと共に、中華そばというのれんが懐かしく感じます。のれんを出せば開店している事を示し、その赤い中華そばののれんは殆ど姿を消しました。

3423norenn

ラーメンは細くて硬く、コシがあり黄色い色をしている事が特徴です。日本ではラーメンという名称を使用する場合、カンスイというアルカリ性の添加物を使用する事が義務つけられています。そのカンスイを添加する事で硬さが出て、化学反応で黄色い色の麺となります。

その色をもっと濃く出したい場合は着色料(色粉)を使用します。もちろん食品添加物としては許可されたもので安全性には問題ありません。

ラーメンは中国から伝わったものですが、中国の北部でカン石というアルカリ性の固形物があり、それを使用してコシの硬い麺を作っていました。そのカン石は容易に入手出来ない為、科学的に作り出し、炭酸ナトリウムと炭酸カリウムを合成する事で同じ効果が出る事でそれが製法の基本となりました。

中国では蘭州ラーメンが手打ちラーメンとして有名で日本にもずいぶん前から店舗があります。柔らかく練った麺生地を一本が二本に、二本が四本に、順次八本十六本と細く細く延ばされ、その手作業が見事である事からそのラーメンの作業は注目の的となっています。恐らく一度はご覧になられた事があるのではないでしょうか。

日本に於いて、そのラーメン誕生からの歴史は短いけれども蕎麦・うどんを抜き日本で最も多く消費される麺に成長しました。さらにインスタントラーメンも開発され、瞬く間に広まり沢山の量が消費されています。

c196ee845a8499d96f071628d0aeb29c_s

そのインスタントラーメンは日本で生まれ今では世界中に驚く程の広がりを見せています。ちなみにその生産量は、一位が断トツで中国、二位がインドネシア、そして三位が日本です。四位ベトナム、五位インド、六位アメリカ、七位韓国と続き、一人当たりの喫食数としては韓国が世界で一番です。

韓国のドラマには良くラーメンが登場しますが、殆どがインスタントラーメンですので機会があれば注目していてください。そのようにラーメンはいろいろな形で消費者の心をつかみ日本で最も多く食される麺に成長したのです。さらに詳しくラーメンについてのお知らせは次号をご期待ください。

もっと詳しく知りたい方は、是非とも資料請求下さい!


全日本麺総合技術研修センター「さぬき麺機レター」で、開業までのお悩みを解消しませんか?

うどん店開業の成功確率が飛躍的に高まる「讃岐うどんの史実」を無料で進呈!